村田森さんの影絵だ円皿(ブタ)
影絵だ円皿(ブタ)
W190×D110×H25 mm
4,320円
2003年 京都市北区に築窯
1998年 京都市左京区にて独立
1994年 同研究科卒業荒木義隆氏に師事
1993年 京都精華大学陶芸科卒業
1970年 京都生まれ
印判のおさら。
村田さんの事を僕は尊敬している。
本当に清い心持ちを持った作陶家である。
野生の勘と、技術力のバランスが絶妙です。
(村上隆)
印判のおさら。
村田さんの事を僕は尊敬している。
本当に清い心持ちを持った作陶家である。
野生の勘と、技術力のバランスが絶妙です。
(村上隆)
尾形さんの片口。
現代生活陶芸の世界の作家をみていて、僕は高台にこだわる作家さんとお付き合いしている。
うつわの裏側、うつわの台座の部分を高台と言うのだが、うつわを見て、裏返してみて、
高台がいい加減な作家さんは結構いて、そういうのを見ると「あ~あ」と、がっかりする。
いくら、偉そうなこと言ってても、製作工房の中での闘いが作品にもろ現れるのだが
そういうのを気にしない態度は、本当にがっかりするんです。
尾形さんの高台はいいです。
しっかりしてて、作家の強い意志を感じる。
それは、彼が歩んできた作陶の道のりそのものな気がしています。
本当にいいです。
(村上隆)
大谷さんとは、、、大谷工作室、、、という屋号のとおり、童心を忘れない、
なんともへなちょこな気分の木工細工、絵画、陶芸、インスタレーションを
造る造形作家として出会いました。
しかし、最近、彼が陶芸仲間との対話で、もっとハードコアな陶芸を目指し始めて来て
もっとうまく焼く、もっと上手に見せる、そういう方向に舵を切ったように見えました。
作家として、プロとして、いろんな影響を受けたり、紆余曲折するのはいいことです。
でも僕は「それでいいのかなぁ?」とちょっと疑問に思ったりしてました。
そういう時期を2年ほど過ごして、大谷工作室さんは、また、工作室な気分に戻ってきてくれました。
彼の木工細工、ほんとに、いいですよね。
彼の心のほんわかした部分がにょきっと出てきてて。
(村上隆)